2018年9月のブログ記事
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膵臓がんの父の記録 父は頑張っています。 今日は午後の面会の間ずっと起きていました。 昨日、リラ・プレカリアという 祈りのたて琴で 患者の呼吸に合わせて 詩編を歌ってくださる方が 父の病床で1時間以上も 美しい弦を響かせてくださいました。 私と妹、母とで 父の手をとりながら 静かで美しい祈りを聴き... 続きをみる
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膵臓がんの父の記録 父は眠り続けています。 水曜日に行ったときには、 少し目を開けた時間がありました。 言葉にならない声で、母を呼んでいました。 そしてまた目を閉じる 少し安定していた水曜日 木曜日、病棟につくとステーションから 先生が出てきて 「お父さん、悲嘆が大きくてね」 と話しはじめ、木曜日... 続きをみる
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膵臓がんの父の記録 昨日は長野から甥っ子が父に会いに来ました。 父は嬉しそうに19歳の甥っ子の頭をなでて 一緒に写真も撮りました。 笑顔の父 話していると少しせん妄がちです。 でも、わたしたちはゆっくりと 父の話を聴いていました。 お話できたのがもしかしたら昨日でさいごかも しれません。 今日はお... 続きをみる
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膵臓がんの父の記録 9月6日に父は緩和ケア病棟に転棟しました。 ひとつ上の階に移動しただけですが 緩和ケア病棟は、病棟全体が温かみのある まるで家のような雰囲気です。 ナースステーションには熱帯魚の水槽があり 病室の窓には障子がついています。 担当ナースが決まっていて もちろん休みの日は別のナース... 続きをみる
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膵臓がんの父の記録 昨日のことでした。 仕事中に携帯に連絡がありました。 それは父の入院先の医療連携室の看護師さんからでした。 緩和ケア病棟があいたので 今週木曜日か金曜日に移りたいと思いますが ご都合いかがでしょうかという内容でした。 緩和ケアを希望して登録したのに いよいよ声がかかると 心は深... 続きをみる
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