祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

久しぶりの外泊

週末は、ほぼ1カ月ぶりに自宅に1泊しました。


家に帰りたがっている夫の気持ちを考え

週末は出来るだけ外泊させてあげたいのですが

先月は転倒の腫脹があったし

今月も抗ガン剤の治療入院や子供の学校行事などで

なかなか予定できませんでした。


金曜日に外泊の話をすると

すごく喜んでいました。

土日ともに気持ちの良い秋晴れ

病院から車で帰り道にファミレスの横を

通り過ぎると、夫は珍しく

外食してみたいという希望を言いました。

2カ月前に大学病院を退院する頃でしたが

リハビリを兼ねて外出した時に

何か好きなものを食べよう!と

促しても何も食べたくないといい、

悲しい気持ちでしたが

まさかの外食希望が嬉しく感じました。


自宅から車椅子でも3分くらいのファミレスに

息子も都合がついたので誘って行きました。

夫はハンバーグと帆立クリームコロッケのプレートを

ライスは少し残しましたが、ほぼ完食

お腹いっぱいだと言っていました。


夜は、夫のレンタルベッドがリビングにあるので

前回同様、私はリビング床で寝るつもりでしたが

夫がトイレの時は電話するから

大丈夫だから2階の部屋で休んでいいと言うので、

そうしました。


明け方に2回ほどコールがありました。


翌朝の朝食はクリームシチューとパンとサラダ

りんごとゆで卵とジョア


夫はテレビも見るようになりました。


車椅子で庭に出て

私が庭掃除しているのを見ていました。

ずっと忙しすぎてお庭もすっかり

荒れています。


昼食はきのこ入りにゅうめんと

さつま揚げ


3時すぎに車に乗って、再び病院へ戻りました。

届出通り4時頃に病院に着くと

スタッフたちから

おかえりなさ〜いと

声をかけていただきました。

家でたくさん食べたから

夕食はあまりお腹がすいてないと言っていましたが

だいたい食べました。

7時過ぎまでおしゃべりして

帰りました。


今回は、家の中のことも

あれこれ言われずほっとしましたが

夫の帰宅中は近所の短時間のお買い物くらいしか

できなく、家に拘束となってしまいます。


毎週となると

やはりキツイです。

申し訳ないけど、ごめんね‥‥


落ち着いた穏やかな外泊が

できたと思います。


今日も祈りのうちに