祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

アバスチン1回目

20日に再発のことがわかって

薬を変えることになり

25日に1回目のアバスチン投与となりました。


特に副反応もなく

食欲も落ちることもなく

土用丑の日のウナギの病院食も

美味しかった!と言っていました。


28日の朝、主治医の先生から電話があり

経過は順調なので

予定通り31日月曜日の退院ができることを

連絡されました。


携帯で大学病院の名前でコールが鳴ると

ドキドキしてしまいます。

何かあったのか、気になって。


2回目は8月21日に入院

22日にアバスチン投与

24日にMRIという予定に決まりました。

この結果で評価され、その後の治療方針が

きまります。


夫とは時々意思疎通が微妙にできなくて

私がつい、イラっとした話し方になってしまう

一生懸命に説明していても

なかなか話がかみ合わないと

孤独感や喪失感のようなものを

感じてしまう


夫は多くの負債を抱えたまま

病気になってしまいました。

そのことが自分に重い重い十字架になり

時々倒れそうになるのです。


トラウマとなり

子供たちが同じことをしないか

神経質になりすぎて

大学生の長男に干渉しすぎて

ぶつかってしまった夜に

自分がいよいよ心療内科に

行くべきかと考えてしまいました。


昨年も今年も

夫を恨みたくなることがあると

神父に告解もした


自分が流されて行く先に

深い闇しかないように思えてならないことも

しばしば


それでも信仰の助けにより

闇の中の光を信じ、

今日も前に向かって歩く


祈りのうちに