祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

待っていた連絡

昨日、入院中の療養病院のMSWさんから
入所申請中の機能訓練施設から連絡があり
いちばん早くて来週の火曜日に面談が
できるとのことでした。
この面談って??
たぶん最終的なスケジュール確認などではないかと
言われました。


いよいよなのかなあ・・・
引っ越し先がこの施設のすぐそばです。
(偶然だったのですが)
バス停に先日も
夫よりか少し若そうな男性が
車椅子でひとりバスにのるところを
みました。
たぶんその施設の方です。


夫もこんなふうに
ひとりで外出できるようになるのだろうか
そんなふうに思いました。


今よりか自由を
今よりか高いQOLを
多くを失ってしまった夫に
あげたいものです。


おりしも胃がん転移の疑いで
MRI検査に行っていた父の方からは
緊急の連絡はありませんでした。


夜、実家に寄り
帰る時には両親が玄関の外へ出てきて
手をふってくれます。
足元のたよりない母も道路まで出てきて
背の高い父は玄関の前で
大きく両手をあげて
手をふります。
その姿をいつまでみることが出来るのか
考えて、ちょっと寂しい気持ちで帰りました。


今日も祈りのうちに