祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

番外編 すい臓がんの化学療法2回目

前回に引き続き父のすい臓がんの記録です。


昨日は2回目の化学療法の日だったので
外来受診しました。
初めに血液検査
そのあと(結果が出てから)診察
予定では、診察で化学療法が受けられることになったら
時間になってから6名ほどのグループで
お部屋で点滴となるということでした。


診察の結果、白血球が減少のため
今回の化学療法はパスとなりました。
前回のときに47だったのが17になっているということ
(好中球のことでしょうか?)


ちなみに血液検査の基準値(正常値)は
 好中球:40~60%
 好酸球:1~5%
 好塩基球:0~5%
 リンパ球:18~50%
 単球:2~10%


先生はすぐに看護師に
「マスクあげて」と指示し
父は診察室からマスクをかけて退室
しばらくは外出を控え
外出して帰宅したらうがいをすることなどの
注意を受けました。


マスクをかけるとふだんしないため
いっきに病人っぽい
意識しているせいか
それも、がん患者にみえる


そんなことで残念ながら空振りでした。
会計も混んでいたので
少し離れた場所に座らせて
私が会計を待ちました。


父は酸素の人のために設置してある
ホットシートという休憩用の温かな椅子に座り
持参していた本を読んでいました。


もと編集者ということもあり
本がとても好きな人です。
いつもかたわらには本があります。


昨年夫も白血球の数値のために
抗がん剤治療を何度か受けられなかったことを
思いだしました。
そのたびにイライラして
病気が進行しないかとか
思い悩みましたが
今回も受けられないと
なんとなく不安です。


夫の時には白血球を増やすお薬は特にないと
言われましたが
父の主治医の先生は
白血球を増やすための注射をオーダーして
それは受けて帰りました。
ないのかとおもっていましたが
あるのか・・・みたいな
複雑な気持ちでした。


たくさんの患者さんのために
今日も祈りのうちに