祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

脳の病気

脳腫瘍について
この病気を不安に思っている方に
夫の亡き後もブログを継続するつもりが
色々な内容になってしまいました。
母の突然の病気や
大切な人との別れを短期間で繰り返し
心が疲れてしまった自分のこと
生きて行くことが
とても重い十字架に思えて
今も、死ぬ日を待ちながら
生きているような感じがしてしまったり‥‥


楽しいことや
好きなことを考えながら過ごしても
ひとりでいることに気付き
時々、本当に孤独感に包まれてしまいます。
毎日少しずつ、深い海の底へ
沈んで行くような気持ちです。


先日、職場の人に何気なく
再婚したら?と言われて
考えたこともないことだったから
ビックリ‼️でした。
この先の老後の生活資金の話をしていた
流れでした。
それは自分の中では全くありませんが
1年後、2年後の自分は
どんな暮らしをしているのだろうと
よく考えるようになりました。


夫が昔、自分達の年金について
紙に書きながら説明してくれて
これだけあれば、2人で暮らして行かれると
思うよ、と言っていた言葉が蘇ります。
私は夫が残してくれた遺族年金を
ありがたくいただいていますが
2人ではなく、今ひとりです。
自分があとどのくらい生きるのかは
わかりませんが
どんな風に生きて行くのでしょう。


どこかで病気になり
寝たきりの生活になってしまうのかもしれない
その時はどこにいられるのだろう
病院や施設にいられるほど
経済力はあるのだろうか


脳の病気になると
それまでの自分ではなくなる可能性もある
家族に重い負担をかけてしまうかも
そんなことにはしたくないけれど
わかりません。


脳の損傷部分によって
人格も変わってしまいます。
認知症関連の病気も含めて
どんな自分になるのかわかりません。
かわいいおばあちゃんになりたくても
凶暴になってしまうかもしれないし
意思疎通出来ずに全介助状態で
長患いになってしまうかもしれないです。


脳の病気は、人が生きるための
司令塔部分が壊れてしまうので
先日、脳腫瘍のため下血が続き
重症というケースを知りました。
脳腫瘍で下血?
脳がつかさどる内臓への指令が
壊れてしまえば、呼吸中枢への影響や
消化器官への影響など
様々な症状があらわれることがあるということです。


脳の病気、怖いです。
あらためて思います。


夫と一緒の時間を過ごした日々が
遠ざかっていく


今日も祈りのうちに