祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

台風のあと

夕べはすごい雨
夫の病院の帰り道の運転が
すごくこわかったです。
雨粒がフロントガラスに打ちつけるし
夜の道路は雨に濡れて光って
車線もよく見えないし・・・


それでも昨日は
ようやく熱も下がり
少しずつお食事もとれるようになって
デイルームに行って
しばし、おしゃべりすることもできました。


いつも床頭台の引き出しに
なんでも書いてスタッフにもみてもらっている
ノートがおいてあります。
そのなかに、私も夫も
今の状態がどうなっているのか把握できずに
不安でいるし、いろんなサポートを
望んでいることを書き留めておきました。
悪夢で困っている夫には
リエゾンナース、あるいは緩和ケアチーム
この先の治療方針、退院へ向けての指導を
聞きたいと思っている私のこと。
もう、たくさん書いてしまおう!
みたいな思いで書いたのですが
日勤担当NS(親切な男性です)が
ていねいにお返事をかいてくださり
そのあとにレジデントの先生(親切な女性です)から
とても細やかな解説を書いたメモを貼りつけてあり
さらにMSWの担当さんからの
メッセージも書いてありました。


こういう対応だけで
とても心がやすらぎます。
夫も安定していました。


とりあえずあと2日ほど抗生剤が続き
週末くらいに初めて使う抗がん剤治療に
入るようです。
土曜日の外出、大丈夫なのかしら・・・?


今朝は台風が通り過ぎて
キラキラの陽ざしが容赦なく照り付け
再び真夏の暑さとなりました。