祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

心で思うことを捨てに行く場所

心に思うことを捨てに行く場所
どこかにないかな


1人で消化しきれないこと
どうしたらいいでしょう


ひとしきり泣けばまぎれるでしょうか
疲れて眠ればまた新しい朝が私を包む
生きていれば神様がいつも新しい朝をくださるから
また歩き出せるけれど
十字架が重すぎて立ち止まり溜息をつく私


私は今色々な人と意思疎通ができずにいます。
もしかして、頭が壊れているのは自分なのかもしれない。


昨日は、夫が話を理解してくれなくて
もどかしくなった夫は、私が命令口調であると
責めました。
夫のことを思って仕事の合間に時にかけずりまわりながら
やってきたたくさんのことが
すべて色褪せた写真のようになり
思わず涙がこぼれてしまった。


私の受け皿はもういっぱいです。


それでも自由を奪われ
翼をもぎとられた鳥のような夫の悲しみより
つらい訳はない。


どこかに自分の中の自分勝手な考えを捨てにいって
神様
もう一度、悲しみに満ちあふれた夫に
寄り添って歩くことができる力をください。