祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

療養病院

週明けの月曜日の昨日
夫は療養病院に入院しました。


自宅で過ごしたい気持ちは
本当によくわかるのですが
今は、療養病院で
(それも自分のいる職場なので)
ゆったりとリハビリをしながら
心も休めてほしいと思います。


急性期の病院とは違った雰囲気なので
1日目からけっこう落ち着いていました。


手術前に短期で2度ほど入院していたので
「おかえりなさい」の声かけもあり
親切にしてもらっています。


前の病院では最後の頃は
ハンストとも思えるかのように
お食事にあまり手をつけなかったのに
週末過ごした自宅でも
こちらの療養病院でも
お食事はきれいに完食しています。


放射線の影響で食欲がなかったのか
精神的に長い入院生活にまいっていたせいなのか
わかりませんが
とりあえず、こちらの入院生活の方が
前よりも落ち着くと言っているので
それだけでもほっとしています。


放射線の影響での抜け毛も
少し減ってきたように思います。


今日はお昼休みに訪室したときに
数か月ぶりにコーヒー飲もうかなというので
売店でホットコーヒーを2人分買ってきて
一緒にいただきました。


お天気が回復して来たら
そのうちにお散歩も始めてみようかと思います。


少しずつですが
子供たちが使っていた漢字辞典や
問題集など、頭を使ってみたいと
言っています。


この緑多き環境の良い
また、あたたかく慈しみのケアのある療養病院で
どうか夫の心が少しでも癒されますように