祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

不穏

転倒から4日が過ぎました。

傷のある方の右目は2日ほど開かなくて

それでも1日過ぎるごとに腫れはひいてきて

金曜日くらいから目が開きました。

でも白目は内出血のため真っ赤で

まだまだ痛々しい顔です。


来週水曜日からの予定だった

手術とその後の治療をした急性期病院に再入院して

MRIと2回目のニドラン投与が

2週間延期になりました。

その原因は、採血の結果

白血球の数値がまだ戻っていないからと

言うことをでした。


ニドランは投与によって下がってしまう

白血球の数値が元に戻る頃合いを採血で調べながら

次回投与を決めて行くと説明を受けていましたが

夫は詳しくは覚えていないようで

延期になったことで不穏になってしまいました。


もともとの説明時に

ニドランの投与間隔はおおよそ6〜8週間くらいと

言われていましたが、

急性期病院退院時の再入院予定は

約5週間後の予約になっていました。

なので私は白血球の数値を見ての延期に

納得はすぐできたのですが

一度決まっていたことの変更が

今の夫には不穏となってしまうのでした。


予定変更は家族からの説明よりも

今入院中の療養病院スタッフからの方が

説得力あるかと思ってそうしたのですが

その晩はほとんど眠れなかったとの訴えが

ありました。

延期になって大丈夫なのかが心配のようでした。

1回目から約5週間目の予約で

もとから少し早めだったのが2週間延期になっても

7週間目になるのだから8週間よりも早めだということ

夫の体調が悪くての延期ではないことを

もう一度私からていねいに説明し

とりあえず納得した様子でした。


麻痺側の腕、肩が相変わらず痛くて

あまり眠れないと今日も言っていました。

それでも、先日処方された眠剤は

転倒の原因になったからもう使ってほしくないし

安楽な感じが最近あまりない様子を見るのも

私も正直つらい


今日はよほど疲れていたのか

夫の病院に行った帰りにまた

ふと眠くなってしまい、運転が危なかった!

午後2時前に帰宅して6時くらいまで眠り

夢を見ながら起きられませんでした。


不穏に寄り添うことは

前にも何度かあったけれど

やはりエネルギーが必要です。

しっかり充電しないと!


今日も祈りのうちに