祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

ニドラン2回目のための入院

昨日5日、入院中の療養病院から
手術・治療をしている大学病院へ転院
再度大学病院に入院しました。
入院の目的はニドラン(抗がん剤)の2回目
同時にMRI実施のためです。


9月末頃に療養病院から採血データを
大学病院へ送っていますが
今回は9月21日の実施予定だった
2回目のニドランから2週間延期しているので
データの内容にかかわらず入院するように
言われていました。


療養病院で昼食後、車に乗って大学病院へ。
だいたい1時間弱ほどで到着。
入院手続きをしてすぐに病棟に向かいました。
約4か月近くすごした脳神経外科病棟では
数人のスタッフが声をかけてくださいました。
病院に親しみがあるというのも変ですが
最初の入院の時のような緊張感はありませんでした。
1ヶ月少しぶりの大学病院は
夏の光に包まれていた入院期間とは違った
秋の陽ざしの中で
前と同じようにせわしない動きが感じられました。


昨日は採血とリハビリスタッフさんが
様子を見にやってきました。
MRIは今日の予定
午後2時に入って夕食の6時すぎくらいまでいましたが
結局、主治医の先生には会えずに帰宅
(脳神経外科はこんなもんです。手術時間も長いので
先生にはほとんど会えません)
それで、夜になって夫からラインが来て
主治医の先生から今回も白血球が少ないから
ニドラン実施はまだ結論が出ないということだったそうです。


そうなると、また2週間後になるということでした。
予定通りMRIは実施ということです。


予定の見えない治療だな・・・とつくづく思いました。
職場でお休みをもらう関係で
ちょっとやりにくいと思うけれど
仕方がないことなのでしょう。


治験コーディネーターの方は訪室してくださって
様子を報告しました。
治験は以前記事に書いたようにアレルギーのため
終了していますが
データのみ、継続的に渡しています。


夫は前日の夜は多少不穏な感じでしたが
大学に入院してからは
意外と機嫌よく過ごしていました。
スタッフやコーディネーターにも
多弁な感じで報告していましたし
訪問してくださった神父様にも
たくさんお話をしていました。


せめてMRIの結果を早く聞きたい
退院時の撮影の説明もまだなのですが
連絡がないということは
緊急性がないということだと
解釈しています。


また数日は仕事の後、1時間ほどかけて
夫のいる病院へ通う生活となります。


今日も祈りのうちに