祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

手続き

5月に病気がわかってから
マラソンのような日々でした。


記録のために少し残したいことを
書いておこうと思います。


5月の医療費ですが
1.おかしいと思い初めにかかった病院でCT
2.1の病院は専門医療機関ではなかったので
 そこから総合病院へ紹介され、診察
3.2の紹介先の病院でMRI検査が予約いっぱい
 だったために(急ぐ意味もあったのだと思いますが)
 検査のみ受け付けているメディカルサポート機関で
 MRIをうける
 このMRIを2の病院へ送るために送料もかかる
4.2の病院を再診
 この時点でほぼ神経膠芽腫と診断され、
 特殊な手術をしたいので、それができる大学病院を
 紹介される
5.最終的に入院、手術をすることになった大学病院で
 初診
6.再診はなく、次回は入院となった


これだけいろいろなところにかかったため
医療費は分散されて、ほとんど還付されることは
ありませんでした。
夫は61歳、70歳未満の場合は高額医療費が
21000円を超える場合に限ってしまいます。
それも、各医療機関ごと、外来、入院別
そして月ごとになります。
痛かったのは、2の病院でMRIを外の機関で受けることに
なったことでした。
2の病院からのオーダーなのに、別の機関ということで
医療費とりまとめができず
それぞれに21000円を超えない医療費が
かかってしまったのです。


入院になってからは、高額すぎて
常に限度額までの支払いとなりましたから
それはそれでわかりやすい医療費でした。


ただ、2つの病院を使うようになった今は
1つは限度額の入院費ですが
もうひとつは3~5日くらいの入院だと
還付にならない額になることもあります。
つまりは限度額医療費プラス21000円以内の医療費が
かかるということです。
(70歳未満なので)
これは、障害手帳2級が出たために
1割負担の医療費になり、喜んだのもつかの間
逆に還付される額におよばず
約20000円ほどオーバーすることに
なりかねないという結果になりました。
入院もできることなら月またがりを避けたり
日数も計算のうちに考えないと
痛い医療費になってしまいます。
病気だからそんなことを考えている余裕は
本当はないのですけれど
安定しているときには
必要かもしれません。


家族で一人の人が、それも主人と呼ばれる人が
突然の病気になれば
生活が一変してしまう事実は
必ず訪れるからです。


こうしてここ数カ月は
いろいろな手続きに追われています。
お役所は平日扱いなので
日勤勤務の私は、結構大変です。
ただでさえ、夫の病院付添い関連で(主に入退院)
有休を使う日々なのに
お役所の手続き関連も、お休みをとらないと
できないからです。
それも一度で終わらないことだらけ。



次回は障害手帳に関することを
書き残したいと思います。


今日も祈りのうちに