祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

冬の夕暮れ

気がつくと待降節も4週目に

入るところです。

今年はとうとう自宅をなにも

クリスマスの飾りをしなかった

いつもクリスマスをまちながら飾る

プレセビオも

クリスマスキルトも

ツリーも

リースも

何も出していない


夫の病院の床頭台には

小さな聖家族を飾りました。


今日は自宅を売却するので

建築の時から関わりのある

不動産メーカーさんが

家を見にやってきました。


いよいよ13年暮らした家と

お別れするコースに入りました。




夫は、落ち着いています。


冬の夕暮れはつるべ落とし

あっという間に包まれてしまう

夜の闇の中を

今日も夫のいる病院へと

向かっています


今日も祈りのうちに