祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

新しい年〜2017年

新しい年を迎えています


昨年の元旦には、年を越せたことを

深い気持ちで感謝することもありませんでした。

あたりまえのように、新年を迎え

夫は普通にシフト出勤で特にお正月らしく

家でのんびりすることもない日々でした。


30日の夜から自宅で過ごしています。

昨晩は以前から約束していた

いつも病床訪問してくださる神父様のいる

教会まで一年の感謝ミサに行ってきました。

自宅から車で1時間と少しの場所です。


昨年夏に運転免許を取得したばかりの

長男が運転してくれました。

3人であたたかな気持ちでミサに与り

1年を感謝して祈りました。

夫は、クリスマスに来てくれたきょうだい達に

受洗を考えていることを話して

理解してもらえたことで

カトリックの洗礼へ向けて心がかたまったことを

神父様にお話ししました。


病床で受けたいか、または

教会の復活祭の日にほかの方々とともに

受けたいかの問いかけには

できれば、病床ではなく教会でが望みであると

神父様に伝えていました。


復活祭は4月15日の夜です。

今、とても安定した状態なので

このまま、この状態が続いてほしい

私もできることなら、教会にて

受洗が望みです。


ミサのあとにこのお話をして

帰ろうとしたら、教会の方々が

紅白見ながら年越しそばをどうぞ!と

お誘いいただきました。

実は、こちらの教会は

私と子供たちの所属教会ではないため

信徒の皆様は知らない方がほとんどです。

(指導いただいている神父様は昨年春に

私達の所属教会からこちらへ移動したため)


3人で皆様のあたたかなおもてなしを受け

あたたかなおそばをいただきました。

穏やかで平和な年越しができました。


帰宅するとお留守番の長女が

夕食を作って待っていてくれたので

それもおいしくいただきました。


小さな愛が

こんなに大きな平和を生みます。


2017年、どのような年であっても

前を向いて、悔いのない日々を

歩こうと思います。


新しい年、今日も祈りのうちに