祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

家族それぞれの心もよう

日曜日、私と子供たちは教会です。

このところ、夫のことばかり祈っています。

自分の病気が厳しいもので

1年か2年か3年か・・・そんな短い単位での

ターミナルが見えているという当事者になったら

どんなふうになるのだろう。


定年退職をしたらこれをしようとか

あれをしようとか

そういった未来も消さなければならない。


夫の心を思うと

深い痛みを伴うものなのだと思います。


長男は初めからずっとICにも参加していたし

術後、家族への説明(本人以外)も聞いていたので

ある程度覚悟もしているようですが

高校生の長女は、どこまでどんなふうに

理解できているのか・・・

わからないところもあります。


もともと子供たち二人とも

ちょっとドライなところもあるので

助かる時もありますが

もうちょっと気持ちを寄り添ってほしいと

思うこともあります。


でも、このことで二人にわんわん泣かれてしまったら

私も、もらい泣きになるし

収集がつかなくなりそうなので

これくらいでいいのかも。


娘は涙こそ見せませんが

そんなときは不機嫌な感じになってしまいます。

やはりつらいのでしょう。

夫はとにかく子供好きなので。


私たち、もともとそれほど会話の多い

夫婦ではなかったけれど

夫が担当してくれていた家の中の仕事って

結構あるのだと、あらためて思います。


誰もがみんな

明日も1日を大切に生きましょう。