祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

これから

この前、大学病院の先生と

これからのことも少し話しました。


夫は職場を休職中ですが

年度末には、復帰できるかできないかの

選択に迫られるのではないかと

思われます。


大学のリハの先生の評価では

PT、OTに関しては前回と状態は

変わらず

STは、言語、記憶に関して

失語あり、記憶できないことあり

このような状況は

今後も続くもので

リハビリ的には状態維持のため

必要であるということでした。


その中でどのようなこと

あるいは仕事が可能か

考えていく時期に来たと

先生から言われました。

右手、右足に関してはオペで神経の束を

取ってしまった場所があるから

元通りにはならない

でも、そのかわりに病巣は95%以上とれた

結果、良好な今がある

麻痺のある右側について

前向きに考える言葉が先生から

たくさん出て来ました。

さらに、先生は夫の左手に手を添えて

左手には可能性が残されているから

左手で字を書くこともできるし

そうしている人もたくさんいる

だから可能性を秘めた左手を使う

練習をしましょうと

希望のある言葉もくださいました。


これまでと同じことができなくても

何かできそうなことが見つかれば

それに対してはいくらでも協力します

診断書や評価はいつでも書くとも

言ってくださいました。


今は見守りのために療養病院に入院していますが

いずれ在宅を考えた場合、リハビリは

どのようになるのかという問いには

およそ外来リハは週に2回なので

それ以外は自費か、自主トレか

または、化学療法入院のさいに

集中的に行うかになるという答えでした。

右側もどうせ使えないからと

何もしないでいれば、硬直もして行くし

そうはいかないのでリハのない日は

先生の指導をきいて自主トレはすべきです。

家族がどこまで関われるかも

今後の問題です。


このような課題を持って

大学での入院が予定通り終了しました。

次の治療は3月22日になります。


今日も祈りのうちに