祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

思い巡らし

この度、福祉事務所の職員さんの

障害支援担当者Sさんは

大変感じの良い方で、次々と

障害支援としてできるであろうことを

提案と要望も聞いてくださいました。


これまでの悩みが

またたくまに消えて行き

在宅でも出来そうな希望がでて来ました。


まずは何が一番の要望か聞かれて

私が仕事に出ている間の約11時間くらいの

夫が1人になる時間

お昼ごはんの配膳を希望することを

言ってみました。

その話から、日中のお風呂でよければ

見守り、部分介助もできるとか

外出はいかがですかとか

車椅子で一緒に散歩がてら外出して

お買い物はいかがですかとか

カラオケなども出来ますよとか

ビックリだらけの支援内容が

出て来ました。


さらに、リハビリも訪問がありますとか

もし、行かれるなら4駅ほど離れた場所に

障害者のためのリハビリできる所があり

最初に面接があるけど

通いが決まれば、送迎またはヘルパーさんが

ついて連れて言ってもらうことも可能ですと

言われました。

ベッド上の生活を9カ月もして来て

さぞや自由のないつまらない日々であろう

夫にとって、訪問リハも良いけれど

外出もリフレッシュになって

すごくいいな、と思います。


前々回のブログに書きましたが

在宅になったらリハビリをどうしようかと

悩んでいた時間が

なんだったのだろうと思ってしまいました。


右麻痺があるため、何もしないでいたら

硬直してしまう恐れがあり

どうしたものか、悩んでいたのです。


お金の話なのですが

そのことも、書かせていただくと

6月までは27年度の収入を見るため

通常に働いていた時の収入になるから

ヘルパーや補装具も1割負担になるけど

7月以降は、28年度の収入が昨年6月以降

ないので、非課税なら負担なしになるとも

言われました。

そのためにも確定申告をするように言われ

医療費も高額医療費の手続きしていても

12月までのトータルがかなりな額になるので

確定申告で領収書を必ず持っていくように

言われました。


週末の昨夜、落ち着いて夜更けまで

これまでのことを振り返ってみたら

まずは大学病院を退院する時に

リハビリの先生から自宅の様子の

写真を見せてほしいと言われ

どこに手すりが必要かを

判断するからという話になったのです。

正直、入院、手術などで医療費が

どんどん出ていたので、自宅の手すり工事に

ついてはどうしたものかと悩んでた

結局、療養病院への受け入れ可能になり

その話は無くなりましたが

その時に自費で工事していたら

後から給付にすることはできなかったのです。


今まで関わってくださった方達は

1人1人みなさん感じの良い対応でした。

それゆえ、このことを誰にも物申せません。


ただし、これからは

65歳以下の年齢で病気をして

障害が残った患者に

どのような手続きをふむべきかを

申請できるかできないか、または

決定がどうであれ

手順を示すマニュアルが絶対に必要なのでは

ないでしょうか。


今日も祈りのうちに