祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

すてきな自宅病室思案中

月曜になると

放射線やリハビリなどのスケジュールが

入ってくるので、ほっとする間もあまりなく

けっこう疲れるみたいです。


入院患者は暇そうに見えても

朝は早いし、検温だのお薬だの

検査だの他科受診だの

入浴だのリハビリだので呼ばれる合間に

3度の規則正しいお食事時間は

あっという間に来るし

それに加えてお見舞いだのがあれば

けっこうせわしないのです。


私は自分が病気入院したときのことを

思い出しながら、寂しくても

あんまり身内以外のお見舞いは

ちょっと引き気味だなと思うこともあります。

特に女性ならスッピンとパジャマ姿で

人に会いたいとは思わない。

なので、入院のことは

あまり広めないのが我が家流です。


残された自由のきく機能を

これだけ残った!とは思えず

こんなに失ってしまったと

まだまだうけいれられない様子が

続いています。


今も、かばんを持って仕事に出かける夫が

目に浮かびますが、

今度家に戻るときは、杖と介助で

歩く姿になることが

今は病院だから自然と目に映っても

自宅でその姿の夫がいることは

私にもまだ想像できません。


ベッドや手すりやお風呂の椅子も

そろそろ用意しないと8月に入った。

お部屋もそれなりに片付けないと。

事務的な諸雑用はひとつひとつ

処理していますが、

ここから先はフリーズしそう…


夫の生活領域は1階のみだから

リビングが病室になるわけです。

ベッドがあってもすてきな空間に

つくれないかなあ。

「暮らしの手帖」とかに

でていればいいのに。


とにかく、寂しい悲しげなリビングに

ならないように考えたいと思います。


ど真ん中のキャットタワーを

まずは配置がえかな。