祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

高次機能障害者支援

19日(月)に
高次機能障害者支援ホームの方お二人
病院に面会にいらっしゃいました。
福祉事務所担当者から連絡を受けて
とりあえず夫の様子を見たいという面会なのだと
思います。
というのも、この施設は
脳卒中や病気・事故などで脳が傷ついたあとの
後遺症のある人を対象とした
入所施設で、自立訓練(機能訓練)をおよそ1年間の
設定で行う場所で
入所により日常生活動作訓練や生活管理能力
(社会的リハビリテーション)を行います。
利用できる人の条件は
主に肢体不自由者で(満18歳以上)
身体障害者手帳および障害福祉サービス受給者証が必要で
①地域生活の再開または再構築を目指す方
②合併障害のある方については、サービスの効果に
差支えない程度の方
③常時医療管理を必要としない方
となっています。
高次機能障害者の支援の流れとして
1.病院のステージ
(回復期リハ)
2.生活のステージ
(在宅生活の安定)
3.社会参加のステージ
(就労の訓練・社会参加)
この2番目の部分からの人がこの施設での訓練を行い
3番目にたどりつく
あるいは在宅で安定した生活を送る、生活範囲の拡大を
目指す
などを目的としています。


主な訓練内容としては
・買い物、家事、外出、公共交通機関の利用の訓練
・生活リズムの安定
・耐久性の向上
・健康管理の見直し(再発防止)
・服薬、通院の自己管理
・金銭管理、スケジュール管理
・自己の障害の特徴を知る
・コミュニケーションスキルの基礎
・代償手段の獲得(生活面)
があげられています。


日曜日以外の毎日、PT、OTによる訓練があり
STは週に1度
食堂で食事をし、入浴は補助器具のついた浴室で
見守り入浴
という説明でした。


社会福祉士の男性と自立訓練係生活支援員の女性が
いらして、まずはドクターとナースから
現在の夫の状態などを聞いた後
本人、家族に対して施設についての説明があり
途中リハの先生方が参加してリハ側からの
現在の評価を話しました。


最終的に、26日の月曜日に見学に行くことになりました。
この後の流れは
見学→申し込み→面接→利用決定→入所
という運びです。
とりあえず第一段階
来週行ってきます。


今日も祈りのうちに