祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

もどかしさ

3連休でしたが
最初の土曜日は父の病院へ付き添い
次の日曜日はほぼ引っ越し後の家の片付け
(まだまだ箱だらけです)
思い切って借りたトランクルームへ
荷物を入れに行きました。
トランクルームがかなり静かな何もない場所で
ロッカーが並列になっていて
1人で行くには怖い感じです。
ゆくゆくは自宅裏に倉庫を買うのがいいだろうと
長男にも言われました。


そして最終日
いっきに片づけて夫のいる病院へ行き
久しぶりに散歩もしてあげなくてはとか
考えていたのですが
朝からダウンしてしまいました。
持病の頭痛がひどくて動けないほど
時間を忘れたように一日中、ソファから
動けませんでした。
起き上がるとあまりの頭痛で気分が悪くなり
ほぼ、眠っていました。
夫の病院のことが気になり
何とかして行きたいと思いましたが
どうしても無理そうなので
長男に頼んで、行って来てもらいました。
帰りには、消化の良さそうなものを
買ってきてもらって
夜にはすこしだけ食べることができました。


そして今日は
仕事を休むわけにはいかない日だったので
なんとか出勤しました。
そこで病室の夫のもとにいきました。
「大丈夫?」といたわりのことばがありながらも
やはり不満そうでした。


そうはいっても
体調も悪いし、引っ越しやら父のことやら
母のこともあり
かなり疲れてしまった
夫が毎日のように漢字練習やなにやらで
スマホで調べものばかりしているし
ベッドでひとりそんな時間ばかりでは
よくないからと言っても
やることがたくさんあるんだという
少しはベッドから離れて人と話をしに
行ったらというと
面倒くさいと言うし
そんな話をしているうちに
口論みたいになってしまいました。
夫は私になにもしてくれないじゃないかというし
私はこれ以上何をしてあげたらいいのか
泣けてきた。
何を望んでいるのか聞くと
この目をなおしてくれ、見えるようにしてくれとか
パソコンを使えるようにしてくれとか
無理難題なことばかり
どこかに行きたい
旅行に行きたい
そんなことを今言われても
やってあげられない


本当に疲れて残るのは涙ばかり
それでも
この状況にある自分を
姿勢をとりなおして
歩いて行かなければ・・・


祈りのうちに
祈りのうちに
祈りのうちに