祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

今日という日

わたしの過去、

それがわたしを悩ますことは、もはやない

それはすでに神の慈しみのうちにある


わたしの将来

それがわたしを悩ますことは、いまだない

それはまだ神の摂理のうちにある


わたしが心がけねばならないのは、

いま、ここ、今日という日

しかし、それも神の恵みのうちにあり

わたしが自分の良き意思を

お捧げすることにかかっている


聖フランシスコ・サレジオ



今日からお食事が減ったせいか

昨日より、夫の様子はよさそうでした。

いただいたハウスみかんを持参していたので

食べてみるかきいたけれど

やはり食べたくないと言われました。


子どもたちの様子や

今日の点滴やリハのことを聞いたりして

あっという間に帰る時間になりました。


今日は雨

夕暮れは暗い雲が落ちてくるようでした。

病院を出る頃には

夜のとばりに包まれながら

小雨にけむるいつもの道を

一人で運転して帰りました。


7月21日、木曜日

2回目の点滴(確率1/2のニボルマブ)終了