祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

言葉にできない

仕事から家に戻ると
夫が自室で寝ていることもあり
起きて何か学習していることもあります。
でも、寝ている時間が増えました。
携帯も私や家族とのラインもほぼ出来ず
最近機種変して、新品がお守りのように
ベッドサイドにあります。


私は息が詰まりそうな思いで
1日1日を重ね
この心の辛さを抱えながら
新しい朝に感謝しています。


夫の病気を最初に見つけてくれた医師が
職場にいて、これまでは時々様子を
報告していましたが
今はできません。
誰かに話せば、思い切り泣いてしまいそうで。


私はただ黙って今日という日の
無事を朝に祈り
夜に感謝するだけ。


今は、それしかない
それしかできないのです。


今日も祈りのうちに