祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

2年

夫が天国へ旅立って
今日で2年です。
ちょうど今頃、お別れをして
家族室で待機していた頃です。


今日は昼間は妹と2人で
先にいってしまったひとを偲んで
アフタヌーンティーをしました。
夜は家族3人で
家族会をしました。


色々な思いがあって
もうできないことを悔やんだり
自分だけ幸せで良いのかと
悩んだりしましたが
天国にいる大切な人たちは
私が心を病んでいることを
嬉しく思うはずはなく
神様に一番近い場所にいる人たちは
私を、また私たち家族が
幸せでいてくれることを
望んでいると
昨日もシスターから言われました。


今日も妹が
次々と大切な人を失って
心が病んでいる私を
両親は心配しているよ、と
言っていました。


そうだね
私、元気で幸せに生きないと
いけないね
そんなふうに思いました。


私が夫に母にしたことと
同じことができなかったことも
その時の状況や
その時の自分がそうだったので
夫がそれを責めるわけはないと
シスターから言われて
ありのままの自分を捧げて
弱いところもみんな
捧げたのだと思いました。


祈ることしかもうできないけれど
いのちのあること
今日も無事に過ごせたことに
感謝しながら、眠りにつきます。


今日も祈りのうちに