祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

希望の光

週の始まり
週末の間に色々考えたこと
月曜日に行動しなくては、と
朝のうちに、転院をお願いしている
ホスピス担当のソーシャルワーカーさんに
夫の状態を話してみようと思っていました。
何度も連絡したら悪いかと思う中
少しでも日々の気持ちを伝えたいと
思ってしまう
ソーシャルワーカーさんは、前回
私が自分勝手なお願いで申し訳ないと
思っていますと言うと
「自分勝手ではありません」と
きっぱりと言ってくださいました。
涙が出ました。
この病院の緩和ケア担当のソーシャルワーカーさん
父の時にお世話になった時から
本当に信頼しています。
何人かのソーシャルワーカーさんに
出会って来ましたが
この方のソーシャルワークは
素晴らしいと思う


中々連絡出来ずにいましたが
ポケットに忍ばせた携帯が震えて
〇〇病院と出ました。
すぐに休憩室へ行き出ると
緩和ケアの担当医師との面談が
26日の予定でしたが明日に繰り上げできるとの
連絡でした。
もちろん明日にします
お願いします、と言いました。
先週末に上司には詳細を話していたので
上司は、すぐにお休み許可を出してくれました。


面談があって、登録、待機です。


そのすぐ後、入院中の大学病院の
病棟師長さんからでんわがあり
スマホに〇〇大学病院と出ただけで
どんなに怖かったか、、、
その内容は、私が土曜日に病院に行った時
師長さんに書いた手紙のことでした。
面会のことです。
やはりワクチン接種に関わらず
出来ないと言うことでした。
急変時もですか?と聞くと
その時は先生から連絡が行きます、と
いうことでした。
それ以上は聞けなかったし
言えなかった
コロナ禍での決まりだし
医療現場は本当に感染拡大防止に努めています。


とにかく1日も早く転院したい。


もう一つ驚きだったのは
状態を聞くと
「そうですね、肺炎も良くなっています」との返し
え?肺炎?(聞いてないよ)
肺炎ですか?と聞くと
そうですね、でも抗生剤で良くなって来て
お熱も下がり
先週よりも元気になったのではと
思います、今日も車椅子に乗って
リハに行かれましたとのこたえ。


食事のことを聞くと
お食事は食べられていませんと言うので
肺炎のためにですか、と聞くと
ちょっと曖昧でした。
ごはん食べられるようになるのでしょうかと
さらにきいたけれど
そこもハッキリとはこたえなかった
でも、少しだけホッとしました。
完全寝たきりではないとわかっただけ
すごく安心な気持ちになれた


病院に監禁、情報の不足
本にに会えない、連絡手段なし
この不安は家族にとって拷問です。


明日の面談の門を越え
早く、転院できますように。


今日も祈りのうちに