祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

天に捧げる日々

3号室で家族と過ごす特別な日々は
天に積む宝
天に捧げる日々
子供達もきっと特別な時間であり
尊い時間と言ってくれる方もいます。


今日は午後3時くらいに行くと
お部屋にパジャマが干してありました。
看護師さんが来て
夜中にパジャマが汚れてしまって
夜勤者が洗って干しました
お部屋干しで見栄えが悪くて
すみませんと私達に丁寧に
謝ってくれましたが
夜勤帯の人手のない時間に
わざわざこんなに丁寧な対応をしてもらい
申し訳なく思ったのと
ホスピタリティの手厚さに
やっぱりここに来てよかったと思いました。


それから、看護師さんは
今日は朝ゼリーと
午後も介護用のアイスクリームを
食べられました
介護用のアイスはすぐに溶けないから
水分で痰が絡むこともなく
全部食べました、と
笑顔で言ってくれたから
とても嬉しかった
少し昨日より、穏やかな表情に見えました。
長女と一緒だったので
お互いに写真を撮って
さらに長女がアプリできれいに
加工っぽくなく加工してくれました


今日もラベンダーでハンドマッサージと
軽くフェイスマッサージ
最後に髪をそっとマッサージして
夫は気持ちよさそうに目を閉じていました。


日々下降して行くような寂しさを
感じていましたが
今日は横ばいな感じで
ちょっとホッとして、帰りました。
今日も手を振ってくれました。


シスターたちから届いた
涼しげな海の魚たちの
立体風のお見舞いカードと
聖ヨゼフの栞を見せて
ベッドサイドに飾ってきました。


多くの方からの祈りに
心から感謝します。


今日も感謝と祈りのうちに