祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

新たな悩み

夫の脳腫瘍のブログですが
同時進行していた父のがん闘病記録も混ざり
父も帰天して、夫は病状変わらず状態ですが
家族の中で新たな問題が起こっています。


それは最近分かったのですが
娘のことです。
娘が摂食障害のようなのです。


昨年の高校3年生の頃から
この1年のあいだにとてもほっそりとした
体型になった娘。
お年頃で食事に気をつけて
カロリーの低いものを摂取したり
こんにゃく、海藻、サラダなどを好んで食べたり
お寿司のシャリを残して食べたり
おかずはペーパーで油を取るようにして
食べたりしている姿は知っていました。


お寿司のシャリを外す行為はあまり良いとは
思えなくて時々注意したりもしていましたが
その他は特にやりたいようにさせていました。


娘の行動はなんとなくですが
変に見えてきて、食べたものをもしかして
出している?みたいに思えてきました。
学生の頃、友人がダイエットに気をつけていて
ケーキを一口食べて、ちょっと味見をしてから
ティッシュに口から出していたことを思い出しました。
その頃はそれが深刻な事とも知らなくて
もったいないなあみたいに思っていましたが
数年前にある自助グループ(摂食障害の)の講義を
聞いてから、治すのにとても困難な病気で
本人も家族も大変苦しむというお話を聞いていました。


まさか、そんなことに自分が関わるなんて
その時はみじんも思わなかった。
娘には、食べたものを出すのはやめよう
やめられないなら病院へ行こう、と一度声をかけたら
とても怒って、自分の身体のことは自分で管理できる
と、相手にしてもらえませんでした。


このときの自助グループに資料の請求をし
家族向けに持っているダイヤルにも相談をしてみました。


親子関係・・・
それが悪い状況を作っている
食事のことについては、何も言ってはいけない
特に、やめるようにとか注意などもしてはいけない
親がこの病気についてまずは理解することからと
アドバイスがありました。


いただいた資料には、家族に対して
自分が悪いと責めないようにとありましたが
このアドバイスはどうしても母親の私が悪いと
聞こえてしまい、心の暗雲は消え去りません。


娘は大学1年生
看護師になる夢を持っています。
医療従事者になるというのに、この状態で
卒業できるのだろうか
それより、生きて行かれるのだろうか
私はそばにいるのにどうしたらよいのか・・・


そういう状況になってしまいました。
もちろん、夫にも相談できません。
長男はどうやら知っているようで
心配して私に言ってきました。


今日も祈りのうちに