祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

脳梗塞についてIC

病棟での主治医の先生と

電話で状況を聞いていましたが

脳梗塞の治療を優先し

腫瘍への化学療法をいったん中止することが

とても気になっていました。

脳梗塞の治療は、血液サラサラのお薬を服用しながら

リハビリをして行くことで

今後はリハビリ病院に転院か

自宅でのリハビリを考えていくことになるけれど

どうしますか、と聞かれ

先生から来院してICできると言われて

すぐさま、半休をとって

行くことにしました。

仕事が休めないこともあり

リハビリ病院に転院を希望したので

MSWを通していくつかリハビリ病院を

提示していただけることになっていたのですが

ICの前に、父がさいごに過ごした病院の

MSWの方に連絡して、そこの回復期リハビリについて

問い合わせてみました。

新型コロナウィルスの関連で

他院からの受け入れをやめていないかを

確認したところ、面会はできない状況だけれど

受け入れに関しては、よほど条件が悪くない限り

できるとのことでした。


ICに入院中の大学病院の手術の時から

担当していただいているMSWさんも

同席してくださいました。

先生は、画像を見ながら白くなっている影が

2回目のMRIで少しうすくなっているので

腫瘍の再燃というより脳梗塞と診断したと

詳しく説明してくださり

頸動脈や心臓の検査もした結果

今のところ頭の中の細い血管のつまりでしょうと

いうことでした。

治療として早めのリハビリによって

失われた機能のある程度の回復を

期待できるそうです。

夫の場合はもともと腫瘍の手術で

失語や右麻痺があるので

どこまで回復できるかはわからないけれど

リハビリが必要であるということで

リハビリ病院をいくつか提示されました。

どこも知らない病院で、やはり知っている病院で

アクセスの良いところが希望なので

父がお世話になった病院を希望したいと言うと

担当のMSWさんもその病院の私が名前を言ったMSWさんを

ご存知のようで、連絡してくださる段取りに

なりました。


夫の理解度は今ひとつでしたが

そこへ転院できたらと

今は祈る日々です。


今後の夫のADLには心配もありますが

現実を受け入れ

今日も祈りのうちに