祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

考えるのが怖い

毎日のように
脳腫瘍再発について
また、放射線治療について
検索しています。


でも、私が知りたいのは
夫はこの先どんなふうに
ターミナルへ向かうのか‥‥


それを考えながら
脳腫瘍末期
脳腫瘍の最後の症状
を検索するようになり、
夫の時間がどれだけあるのか
考えるのが怖いです。


病気になってから
1年くらいと覚悟していたものの
5年目を迎え
奇跡を喜びながらも
着々とその日が近づいているのか
考えるのがとても怖い


病気の夫を支えてきた時間を
初めから追っていけば
乗り越えてきた時間の連鎖が
よりいっそう自分を
苦しめています。


めまいがしそうな
時の刻み


人と別れることが
看取ることが怖いのです。
奇跡が続いても
いつかは来るその日


脳腫瘍(悪性膠芽腫)についての解説には
必ず死にます、と書いてある


それでも一生懸命に生きている夫を
明日も私は支えて行く


こうしている今も
怖い思いは消せません


今日も祈り、祈り、祈りながら