祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

治療を選択する権利

寝たきりの方で
挿入されているマーゲンチューブを
何度も何度も自己抜去してしまう
患者さんがいます。


再度挿入しようとする度に
拒否があり、
命綱であるものを拒否することを
悲しむ家族がいます。


でもその方にとっての
QOLはマーゲンチューブのついた人生では
ないのかもしれません
食べられなくなったら
ナチュラルにエンドを迎える選択をする
患者さんもいます。


自分の人生のさいごを
どのように過ごしたいか
今、病院でもACP(Advance Care Planning)
といって患者と家族と医療スタッフで
一緒に考えるという体制も
浸透しはじめてきました。


私たちは
3度目の再発との闘いで
2度目の放射線治療を選ぼうとしていて
治療計画のため、来週放射線科を
受診します。


ここ数日、セカンドオピニオンについて
考えていました。
主治医の先生とは
とても良い信頼関係がありますが
何か別の考えも聞いてみたいと思い
STAR64試験という悪性脳腫瘍患者のための
治験のアンケートをwebから出してみたら
連絡が来て、詳しい問い合わせ先を
教えてもらえました。
この電話はなかなか繋がりにくいとの
ことわりがあった上に
主治医を通さなくても
問い合わせて良いということ
もう一つ、患者が自立&自分で通院できる条件が
あったのもあり、あえて連絡はしませんでした。


流れにまかせて
できることをやってみよう


今はそう思っています


今日も祈りのうちに