祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

ごめんなさい

何から記録して良いのか
数日の間にあまりにも色々
ありすぎました。


まず、夫は今日大学病院に入院しました。


先週木曜日


月に一度の定期の受診日
今回は2か月おきのMRIと
状態が良ければアバスチンの化学療法
水曜日に1回目のコロナワクチン接種でしたが
特に発熱もないので
今回、尿蛋白も1プラス(先週予約外受診で
2プラスでした)だったから
先生はアバスチンgoを出しました。
でも、、、
MRIの画像が問題でした。
再発のところが大きくなっていたのです。


先生はいつもより少しだけ険しい表情でした。
お身体の調子はいかがですかと
尋ねる顔に笑顔はなかった。
麻痺側に力が入りにくくて
歩行はけっこう厳しいとこたえると
徐々にそうなってきます
リハはしたほうが良いけれど
良くなるためのリハというよりは
悪くなるのを遅らせるリハですね、と
答えました。


次の8月にMRIは撮らなくて良いのですかと
聞くと、いつも通り9月で良いでしょう
そんなに頻繁に撮ってもね、と言う
意味がぼんやりとしかわからなかった。
だって、初めて病気がわかったときに
数日おきくらいでかかった病院ごとに
MRIを撮影するので、聞いたら
この病気の進行はすごいスピードで
おおきくなるのです、と言われたことを
ぼんやりと思ったから。


どんなに高額な脳ドックを年に一度していても
進行した脳腫瘍が見つかることは
まれではないのだとも。


診察室を出る前に
次の予約までの間に何かあれば
また予約外で来てください
その時は入院だとおもいますとも
軽く言われたのです。
先週、臨時でかかった時に
この段階で在宅医につなげられたことは
よかったともいわれて
それって、今どんな段階なのだろうと
ぼんやり思い巡らせたのでした。


良く考えれば、先生は
アバスチンが効いているとは
一言も言わなかった
次回の予約前に?
そんな話もされるのは今回が初めて


そんな木曜日でした


木曜日の夜から
発熱 38度7分
コロナワクチンの影響と思い
カロナール服用
身体の調子を聞いても、はっきりとは
言えない様子
言葉を使うことが急降下で落ちていました。


金曜日
朝の段階でまだ微熱
カロナール、再度服用
デイサービスはお休み
私は仕事に出ました。
出来るだけ後々のことも考えて休めない
運よく長女が大学休みで自宅で課題でした。
時々、長女にラインで様子を聞きながら
食事はとれていないとの報告に
心配でしたが、午後遅くに食事したと
ラインあり
帰宅時は平熱になっていました。


土曜日
熱も下がり、デイサービスに
月曜日以来入浴できていなかったので
よかったと思いながら、雨の中
玄関から職員さんの介助を見守りながら
外に出て、いざ乗車という時に
夫はバランスを崩して後ろへ転倒
道路に腰や頭部を打ったのです。
痛い!痛い!の発声はあり
2人がかりでようやく起きることができました。
職員さんはすごく謝っていましたが
結局、自宅に戻ることになりました。


すぐにケアマネさんに連絡
デイサービスには行かれないけれど
大丈夫なら、午後からヘルパーさんが
2人体制で入浴にきてくれることに
なりました。
頭部は少し腫れはあるものの外傷はなし
嘔気もなし 痛みはある様子
どちらにしても、夕方在宅医の初診日でした。


手際良く入浴介助してもらい
ヘルパーさんが帰ってしばらくして
在宅医の先生がみえました。
40代の気さくな感じの良い先生でした。
打った頭部やバイタルも診て
これならCTはとらなくていいでしょうと
言いました。
ひと安心


日曜日
再び朝から起きられない
食事もできない
かろうじてトイレへ向かうも
支えなければ今にも転倒しそう
目を離せない介護となったのです。
在宅医の先生に電話
先生は、自宅で寝たきりになっても
みますか?と聞き
どんなふうにみるのでしょうかと聞くと
尿管使い、オムツでと言われました。


それは、、、


難しいですと答えました。


(続く)