祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

晩夏

8月も終わります。
日中はまだ猛暑ですが
夕方に吹く風は、少しずつ秋が近づいて
いるような風です。


夫は25夜の月の日に永眠し
次の25夜は9月1日
夜中に上る月は
何故かとても神秘的


昨日は郵送で申請していた
戸籍謄本が届きました。
夫のところは除籍になっていました。
3人家族です。


午前中にお世話になった
ケアマネさんとヘルパーさんが
素敵なフラワーアレンジを持って
訪ねてくださいました。
思い出話やさいごの様子などを
話して、しばらく夫の部屋で
あんなこともあった、こんなこともと
話しました


そのあと美容院に行って
髪を切ってヘアカラーもしました。
いつもの私でいたいと思って
セルフケアをしながらも
自分も突然病気になって
緊急入院し、二度と家には帰れなく
なるのかもしれないと思うことがあります。
人生の終わりは
神様しか知らないのです。


夕方は教会に行きました。
本来なら主日ミサにある日ですが
緊急事態宣言中はミサがないので
教会に個人的にお祈りに行くと
神父様が待っていて
聖体拝領をさせてくださいます。


私は祈りながら
天国に遊びに行きたいと
お願いしました。
夢でもいいのです。
天国に遊びに行きたい
天国には大勢の人がいるから
夫に会えるでしょうか
それでも合わせてくださいと
お祈りしました。


天国にお引越ししたら
必ず、夫に会いたいです。
私のこと、必ず覚えていてね
神様
必ず会わせてくださいね