祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

ラストクリスマス

母の闘病記録


クリスマスおめでとうございます


今日実家でクリスマス会をします

母も一緒のクリスマスは

おそらくさいごです。


母はとても穏やかに

幸せそうにベッド中心の生活をしています。

腹水でお腹は妊婦のように大きくなり

妊娠線のようなすじも見えています。

それでも腹水を抜けば

栄養なども失うため

弱って寿命を縮めることになるそうなので

本人が腹水のために苦しいと言わない限りは

このままが良いそうです。


訪問診療の先生がとても良い先生で

私も少しずつ、この先生なら

さいごまでお願いして、自宅での看取りも

できるかなと思えるようになってきました。

本当に家族に優しく寄り添ってくださる先生です。


母はフェントステープ0.5mgを1日1回の更新で

かなりペインコントロールされているようです。

ただ、痛みの訴えを表出できないようでもあるので

時々、レスキュー薬のアブストラル舌下錠も

使いますが、まだ3回くらいしか使っていません。

本人が病気ではなく、長年の股関節の痛みだと

思っているのと

家族がいつもそばにいて、幸せで

その安心感が痛みを緩和しているのかも

しれません。


食事は、好きなものを少し

まだ摂取できています。


排便コントロールは

マグミットとセンノシドと

ピコスルファートで3日以内には

出せるようだけれど

排尿に関しては、減少気味かもしれません。

でも、だからといって水分をたくさんとるのは

腹水にも影響するので

ほどほどで良いそうです。


今日は妹と、母のパジャマを買いに

行きました。

今のものがお腹がきつくなってきたので

マタニティウェアのパジャマにしました。


それから手足を

アロママッサージしてあげて

ホットタオルで顔や手も

拭いてあげたら気持ちいいと言っていました。


大好きな母が

少しでも、多くの幸せの中で

穏やかに過ごしてくれることが

今は一番嬉しいです。


今日も祈りのうちに