祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

年越しの集い

母の闘病記録


毎年実家で私たち姉妹と
その子供達で年越しは実家へ
集まります。


年々、女子会になってきて
男子たちはそれぞれの用事で
来ることも減りました。
お正月は、ぼちぼち来ます。


すでに新しい年を迎えました。
2022年
母は無事に年を越せました。
年越しそばを前に
母と私たち姉妹と私たちの娘たちの
5人で乾杯しました。
母は娘の買ってきたビールを
小さなグラスに1杯ほど飲みました。
好きなお刺身も手が伸びていました。


このところジュースやフルーツを
少しだけの食事になっていましたが
お蕎麦も少し、食していました。
乾杯した時は
「今年もお疲れ様
来年もよろしく」と
自分で言っていました。
私は泣きそうでした。


今は1日に1度〜2度くらいは
アブストラルを使っています。


数日前に、息切れがいつもより強くて
気になって在宅の先生に連絡したら
先生はすぐに訪問してくださいました。


その時はレスキューで
先生の電話での指示で
アブストラル2錠行きました。


訪問時には
年末心配でしょうからと
モルヒネの水薬、オプソを
持っていて良いと言って持参してきて
くださいました。
今のところオプソのお世話には至らず


1年の間にあった
色々なことを思い出しているうちに
夫の5年の闘病生活のことも
思い出し、病気がわかった時は
長女はまだ高校に入学したばかりだったな、、、
と、若くして父親を失った娘が
かわいそうだなって思います。


新年
辛いこともたくさんあると
思いますが、
受け入れて行かれる自分を
祈りたい


今日も祈りのうちに