祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

詩編より

今年の復活祭はちょっと遅めで
来週の日曜日です。
今日は、受難の主日
土曜日にミサあずかりました。
11月に夫の追悼をしていただいたところです。


神父様のお話は
詩編22と23より
22はなげきの歌
キリストが十字架上で
神様にその苦難を訴える詩です
絶望と苦難と迫害
そして23は感謝の歌
教会ではよくうたわれる詩編です
神様が私たちに求めている最も重要なことは
「平和(シャローム)」
これを実現するために必要なものは
「平等(公正)」と「誠実(義)」
でも人間はこれらを見失いがちなため
平和=神様から離れてしまう時がある


今、戦争をしている国
人々が平等と誠実を取り戻し
ひとりひとりの存在(いのち)が
神様のかけがえのない宝だということを
思い出せるように祈ります。


母の介護の日々から
私は妹が怖くて、心が砕けていました。
でも、それが妹の母に対する強い思いからくるもので
私はそのことを受け入れていくべきだった
必死についていくのが精一杯で
いつも妹のきつい言葉がしんどかった
それは私がいつも自分の都合中心で
母の気持ちファーストではないと
言われ続けたことでした。
次第にそのことを振り返るうちに
私は夫に対してひどいことをしてしまったという
罪悪感にとらわれるようになりました。
高次機能障害でコミュニケーションが難しかったこともあり
自分で決めていたことがたくさんあったから。


眠れなくなり
食事はできても、喉の詰まり感で
いつも気持ちが悪い
そんな日々になってしまいました。
それで2週間前に心療内科を受診しました。


気持ち的にはまだまだですが
先生はゆっくりでいいですよ、と
言ってくれました。
引き続き薬に助けをかりて
自分メンテナンスをしています。


今年、2年ぶりにコロナで休んでいた
ボランティア講座が短いスパンで開催されます。
「傾聴」を深めるというテーマです。
その中にオープンダイアローグという講演が
ありました。
精神科医の方が講義されます。


今回は参加を希望しようと思っています。
今の自分に必要なエッセンスかもしれないので。


少しずつ
自分を閉じ込めていた場所から
外に目を向けてみようと
思いました。
今日は久しぶりに出かけてきたら
夕食後に眠くて数時間寝てしまいました。


今日も祈りのうちに。