祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

週末外泊

土日で外泊許可をいただき、

自宅に帰りました。

土曜日の夕食から日曜日の昼食までをストップ

自宅ではごくふつうの家庭料理を用意しました。

あんまり気合入れてもどうかな?と思い

夕食はチキンとお野菜のコンソメ煮

あずきごはんと春雨サラダ

朝食はトーストにクリームチーズとあんずジャム

トマトとヨーグルト

昼食はお素麺でした。

かなり普通のお食事です。


夫は少し元気がありませんでした。

理由はとても残酷なことを聞いたと言うので

詳しく聞いてみると

リハビリの先生から

麻痺側にある痛みについて

健常であれば痛みなどをブロックする機能があるが

夫の場合は、病気によりこのブロック機能が

失われているため治らないと言われ

かなりショックだと言います。


まさかリハビリの先生が

そんな言い方をするか?疑問です。

夫の理解する力が違う捉え方をしてしまうことも

考えられるため、夫の言うことを丸飲みはできません。

そういった意味でも

言葉に気をつけたり、説明は誤解のないことを

確認しなくてはなりません。


脳の病気は難しいです。

リハビリの先生が 言われたというこのことで

夫は、また少し後ろ向きになってしまいました。

夜中に痛みで目が覚めてしまうと言い

自宅で過ごした間も、かなり痛がっていました。


時々思います。

私達、いつまで分かり合えるのだろう。

いつまで夫の頭の中に

私が住んでいられるのだろうか。


夫の頭から私がいなくなってしまっても

天国で再び出会う時には

懐かしい私を思い出してください。


今日も祈りのうちに