祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

ニドラン2回目再び延期

今日の午後、大学病院を退院しました。

やはり白血球の数値が低く

ニドランの2回目が再度延期となりました。


1回目から7週間目でした。

MRIの画像診断で経過良好ということから

抗ガン剤をあと3週間延期にすると

主治医の判断です。

先生の説明によると

手術で95%以上取り除いた腫瘍の

残りの部分が小さくなっているそうです。

放射線を照射した部分はくっきりと

脱毛しましたが

ひきかえにこういう結果を聞けたことが

とても嬉しく思います。


このことは昨晩、病院にて聞きました。


ところが、昨晩は夫のもとにいくと

重病人のようになっていたのです。

ちょうど夕食の時間でしたが

うなだれた様子で、食べたくないと

スプーンを投げるように置いてしまいました。

少し食事介助してみましたが

1割ほどで具合が悪いというので

ちょうど訪室したナースに伝え

ベッドに横になりました。

顔色不良で発語も弱々しく

少し話を聞くと、MRIがよほどしんどかったようで

麻痺側の痛みに耐えられなくて

動いてしまうために仕切りなおしにもなって

余計に長引くし、最悪だったそうです。


肩を12秒間押さえるマッサージで

(療養病院のリハの先生に教わりました)

リラックスしてもらいながら

ニドラン延期になったから

明日、退院しようね

○○病院(療養病院)に帰ろう

みんな待ってるよ

と言うと

良かった〜と安心してそのまま眠ってしまいました。


夫が眠った後から主治医の先生がいらして

昨日(5日)入院してきたときは

随分元気になっていましたね

ここを退院した頃はかなり険しい顔だったけど

療養病院が合っていたのでしょうね

と言われ

MRIでは技師から、できそうにないから

後日にしたいと言われたけれど

大事な検査だから、やってほしいとたのみ、

鎮静剤を使ったそうでした。


多分、眠剤メリカットによる転倒のときのように

ふらつき、気分不快になってしまったようでした。


起きなかったので

昨日は書き置きして帰りました。


今日は普通に戻っていたので

ほっとしました。


抗ガン剤は予定通りにいかないし

夫の様子は日々予測がつかない

この病気に付き合うのは

本当に大変です。


次回の入院は3週間と少し後の

11月1日の予定です。


2泊3日なのに

とても疲れた入院でした。


今日も祈りのうちに