祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

アバスチン7回目

8日から大学病院に入院
いつもの化学療法のための入院です。
昨日アバスチン7回目が終わりました。
いつものように、特に何も
副作用みたいなものはありません。
夜、面会に行ったら
楽しそうにおやつを移動販売
(病棟にコンビニから販売にくる)で
買ったといって見せてくれました。


1年半前はこの病棟で
気持ちも萎えて、食欲もなく
悲しい日々を送っていた人なのに・・・
神様から再びいただいたエネルギーを
大切にしたい(私の心の声)


病棟に来る途中にHICUの前を通りますが
術後にこの中にいた時のことを思いだすと
胸が苦しくなり
頭がいっぱいになってしまいます。
手術前にふつうに歩いて面会の人を
玄関まで送っていた夫が
術後には、うつろな瞳と動かない右半身での
対面だった


今はふつうに元気そうです。
どうしてこの人にいつ噴火するかわからない
病気が潜んでいるのだろう
そんなふうに毎日思ってしまいます。


今日のMRIで異常なければ
次のアバスチンは3月です。
そのICは退院の日、13日にある予定です。


そのころ、膵臓がんの父は
どんなふうにしているのだろうか


ホワイトアウトのように
先のことは見えない日々です。


今日も祈りのうちに