夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる日々をつづりたいと思います
春
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず この言葉をずっと昔に 実家に来ていた住職さんに聞いたことがあって とても印象に残っています。 唐の詩人、劉廷芝(りゅうていし)の 「代悲白頭翁」にあるそうです。 夫と桜に季節を迎えると 来年も一緒に見られるかなって 病気以来毎年思っていました。 今年はひと... 続きをみる
力を抜くこと
木曜日に心療内科に 行って来ました。 病院はクリニックで同じ区内でしたが 知らない区域だったので バスに乗って行きました。 待合室にはほぼ人はいなくて 町外れの病院ということもあるのか 空気の流れがゆったりで 安心感がありました。 先生は女医さんで (女医さん希望もあったからです) ゆっくり話を聞... 続きをみる
自分を見つめて
あっちもこっちも 色々自分が壊れてきて 単なる更年期かもしれないけれど とりあえず自分の職場に来ている 耳鼻科の先生に診ていただきました。 耳鳴りのうるささが尋常じゃない ということを言うと まずは聴力検査、いつもの健診の時より こみいった検査でした。 途中から、雑音の中で聞こえる音を 拾ったら手... 続きをみる
少し壊れ気味
もうすぐ母を見送ってから1か月 仕事にもすっかり復帰して 元の日常になっています。 時々、というより 正直毎日、夫と母のこと そして父のことも思い出します。 思い出していないとどんな会話をしていたか 忘れてしまいそうで、、、 夫は手術をした後の2〜3年は 再発もありましたが、話をしたり 杖歩行で買... 続きをみる
抜けられない闇
母のことを見送ってから 2週間と少しが過ぎ 私は、以前と変わらず仕事に復帰して 毎日が過ぎていきます。 1か月半以上仕事を休んだので しばらくは疲れもあると思ってはいましたが 前にも増して、職場で患者様をお見送りすることが こたえます。 コロナで家族面会も制限中で 家に帰りたいと訴える患者様に な... 続きをみる