祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

意思疎通ができない

1月25日は、おりしも夫のバースデイでした。

午前中に夫が通っているデイサービスから電話で

頭痛がするとのことだけど午後から

帰宅するようにしても大丈夫かの問い合わせでした。

頭痛が、脳の病気からではないと言われていたので

早めの帰宅でもよいのですが

お昼はそちらでの提供でお願いしたいことを

伝えました。


結局のところ

さいごまでいたようでした。


妹が、寂しいのかもしれないから

実家に呼んで

誕生日のお祝いをしようと言ってくれました。


夜9時くらいに帰宅して

土曜日のデイサービスの準備の話をしたら

頭が痛いから朝になってみないと

行かれないかもしれないと言います。


頭の痛みが続いているので

今週木曜日に、自分の職場でかつて夫の

主治医だった先生に私だけで診察を受けていました

その時、先生は、精神的不安もあるかもしれないからと

安定剤デパスを少量で朝晩の処方を

出してくれました。


木曜日の夜からデパスを服用していますが

今ひとつです。


私は不安になり

そんなに治らないなら

もう一度大学病院に行くか

あるいは、療養病院(自分の職場)での

入院をしてみるか

夫に聞いてみましたが

そのどちらもないという答えでした。


痛みはなんだろう


夫の表現もわからないし

私の心配もわかってもらえない


しばらく泣いて

今夜は一人ワインです


それでリセット

私は、明日から再び

家族を支える


今日も祈りのうちに