祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

処暑

もうすぐ8月が終わる
夏が過ぎて行きます。
高くなって来た晩夏の空をあおぎ
遠くへ行ってしまった人たちを
おもいだします。


私の命は両親が生まれた時から
約束されていたもの
その時から私が出会う人も約束されていて
子どもたちの命も約束されていた
そこにはこの先ずっと未来がある


夫は困ったことも色々しました。
主に仕事関連でしたが
自分勝手に見えたこともあったけれど
家族のためにしていたのかもしれません。
苦労もあったし守ってもらえなかった約束も
あった
でもそのこと全てが
彼が神様に救われる道への
大いなる方のご計画だったのかもしれません。
私の残された未来は見えないけれど
この先もひとりでこたえを出していくことが
時々とてつもなく悲しくなります。
どれだけ、遠くの空をひとりで眺めて
年を越えて行くのでしょう


ひとりの人生をエンジョイするって
思っていたより難しい


今日も祈りのうちに