祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

父の新盆

父の記録


盆の入り
父が帰ってくるかな・・・
あたらしい仏様
新盆は白い紙灯ろうを立てます。
白は一度だけ
なので、私は広島のお墓まで行ってきます。


娘のことですが
管理栄養士さんにコーチングをしてもらうことに
なりました。
娘が、承諾してくれたのです。
このことで私は心の荷が少し軽くなりました。
私の力ではどうすることもできないと
悩んでいたので・・・


子供のことなのに
夫に相談できないことがつらい。
きっとわけわからなくなって
困ってしまうでしょうから


時々、介護の生活にとても
疲労を感じてしまいます。


でも
ヘルパーさんの助けを借りて
私は広島まで行かれるのだから
今の時代に感謝したい


今日も祈りのうちに

家族のかたち

7月26日は
もう何度目かわからなくなりましたが
夫のMRI検査の日で
大学病院へいってきました。


3月以来入院をしていないので
入院のたびにカットしていた髪が
伸び放題伸びていたので
朝いちばんに院内の床屋さんを
予約していました。
床屋さん9時
MRI検査9時40分
診察10時
かなりハードなスケジュールでしたが
床屋さんが10分前についてすぐに始めてくれて
とても助かりました。
院内の床屋さんはとても便利です。


結果は・・・・・・
このところ少しだけ見えている
白いポチっとした影が
前回と変わりない大きさであるということでした。
でも、そのポチが2~3個増えているというのが
気になりました。
主治医の先生は、大きさの動きがないから
特に治療はしないで様子観察にしましょうという
診断でした。
こういうものは、突然消えてみえなくなることも
あるそうです。
なので「再発」という診断はつきませんでした。
とりあえず、ほっとする私たち。


さて
前回記録した新たな悩みのことです。
我が家の長女の摂食障害のことですが
たぶん継続中です。
一度相談した自助グループとつながる気持ちには
なれなくて
今回、別のところに相談してみました。
その方は、管理栄養士さんで
摂食障害経験者であり
無料相談もできたので、昨日少し話しました。
以前電話してみた自助グループの電話口とは違い
とても優しい穏やかな方でした。
1時間くらい話しましたが
体重40キロあるうちはまだ大丈夫
30キロ台になったら注意が必要
でも、大丈夫とはいってもよく注意していること
だからといって食事のことを注意したり
こっそり栄養剤を食事にいれたりはダメ
本人を否定せずに
でも、やっている行為(過食嘔吐)は肯定せずに
寄り添うことが大事ということでした。
食べて吐くことによってたぶんお腹がすくのです。
よく、冷蔵庫のあたりで娘を見るのですが
食べ物は、ヨーグルトやお豆腐など
食べやすいものをそっと冷蔵庫に入れておくと良いと
言われました。
たとえ、吐いてしまっても
栄養が100%出されてしまうわけではないそうです。


この方の摂食障害体験のきっかけは
学校の先生に「太っているな」と言われたひとことから
だそうです。
人間の発することばの力は
プラスにもマイナスにも大きいものです。
私も自分の言葉に責任をもって
娘を人を傷つけないようにしなければならないと
強く思いました。
娘の摂食障害を知ってからは
しばらくは、娘が普通の人間ではないように
見えてしまっていました。
でも、それではいけないのだと気付きました。
苦しむキリストだと思いたい。


今、しばらくの間、いろいろな試練に
苦しまなければならなくても、心から喜べ。
試練をへたあなたがたの信仰は金よりも
はるかにとうとい。
(Ⅰペトロ 1・6-9)


神よ、わたしのささげものは砕かれた心
あなたは悔い改める心を見捨てない
(詩篇51・17)


今は家族がばらばらに生きている。
でも、それぞれに頑張っている。
娘もいつか、ターニングポイントがきて
この体験を知った看護師になれたらと思います。


今日も祈りのうちに

新たな悩み

夫の脳腫瘍のブログですが
同時進行していた父のがん闘病記録も混ざり
父も帰天して、夫は病状変わらず状態ですが
家族の中で新たな問題が起こっています。


それは最近分かったのですが
娘のことです。
娘が摂食障害のようなのです。


昨年の高校3年生の頃から
この1年のあいだにとてもほっそりとした
体型になった娘。
お年頃で食事に気をつけて
カロリーの低いものを摂取したり
こんにゃく、海藻、サラダなどを好んで食べたり
お寿司のシャリを残して食べたり
おかずはペーパーで油を取るようにして
食べたりしている姿は知っていました。


お寿司のシャリを外す行為はあまり良いとは
思えなくて時々注意したりもしていましたが
その他は特にやりたいようにさせていました。


娘の行動はなんとなくですが
変に見えてきて、食べたものをもしかして
出している?みたいに思えてきました。
学生の頃、友人がダイエットに気をつけていて
ケーキを一口食べて、ちょっと味見をしてから
ティッシュに口から出していたことを思い出しました。
その頃はそれが深刻な事とも知らなくて
もったいないなあみたいに思っていましたが
数年前にある自助グループ(摂食障害の)の講義を
聞いてから、治すのにとても困難な病気で
本人も家族も大変苦しむというお話を聞いていました。


まさか、そんなことに自分が関わるなんて
その時はみじんも思わなかった。
娘には、食べたものを出すのはやめよう
やめられないなら病院へ行こう、と一度声をかけたら
とても怒って、自分の身体のことは自分で管理できる
と、相手にしてもらえませんでした。


このときの自助グループに資料の請求をし
家族向けに持っているダイヤルにも相談をしてみました。


親子関係・・・
それが悪い状況を作っている
食事のことについては、何も言ってはいけない
特に、やめるようにとか注意などもしてはいけない
親がこの病気についてまずは理解することからと
アドバイスがありました。


いただいた資料には、家族に対して
自分が悪いと責めないようにとありましたが
このアドバイスはどうしても母親の私が悪いと
聞こえてしまい、心の暗雲は消え去りません。


娘は大学1年生
看護師になる夢を持っています。
医療従事者になるというのに、この状態で
卒業できるのだろうか
それより、生きて行かれるのだろうか
私はそばにいるのにどうしたらよいのか・・・


そういう状況になってしまいました。
もちろん、夫にも相談できません。
長男はどうやら知っているようで
心配して私に言ってきました。


今日も祈りのうちに