祈りのうちに

夫の突然の脳腫瘍、物語を書きかえながら、すべてを受け入れる
日々をつづりたいと思います

2022年8月3日

1年目
昨年のちょうど今ごろ
天国へ旅だった夫です。


今日は上弦の月でした
昨年は、夜中に家に戻った時に
下弦の月が上ってきたのをみました。


夫は今頃どうしているのでしょう
ひとり教会で祈りながら
天国へ遊びに行ってみたいですと
言ってみた


先日、シスターに天国へ遊びに行きたい
と話したら
天国はあまりに居心地が良すぎて
帰りたくなくなってしまうから
遊びにはいかれないのね、と
話してくれました。


私のこと覚えているかな
子どもたちのことも、、、


そんなことを考えながら
今日が過ぎ
私は今も生きている


今日も祈りのうちに

自分の闘病生活3

療養7日目


1週間が経ちました
病状的には、かなり回復したと思われます。
今の自分がここにいることに
本当に感謝したい


数日前から初期症状の
頭痛や咽頭痛に代わって咳が出ます。
咳は乾いた咳ではなく湿性咳嗽です。


息切れも昨日くらいからなくなってきて
トイレやシャワーの後に酸素飽和度を測定しても
通常と変わらず97〜98%
足はフラフラしますが
ずっと寝ていたのだから仕方ないと思います。


少しずつリハビリのために
日中はベッドの上が主です
起きて過ごすようにしています。
時間がありすぎるので
1年前の今頃の記憶ばかりが頭をかすめて
ブログを読み返してみました。
昨年7月20日に夫をホスピスに連れて行ったところから
8月3日に旅立ちを見送った時まで


脳腫瘍、悪性G4というのに
穏やかなさいごだったな
夫もたくさんの苦労をした人だったけれど
さいごは神様を信じて委ね、み旨に従ったから
マリア様が優しく手を引いて
天国へ連れて行ってくださったのでしょう


コロナが治ったら
夫の1年目が来る
神父様にお祈りをお願いしに行こうと
思います。


それが終わったら、お盆は広島です。
今度は母の新盆と納骨のために
8月の広島を訪れる予定です。
わたし的には母も「マリア」として
主の憩いの牧場にいるはずですが
広島の実家のお墓で父と一緒に眠らないと、、、


遠くに行ったみんなの笑顔が
心にしみわたります


今日も祈りのうちに

自分の闘病生活2

コロナ療養4日目


はじめの2日間くらいの時の
割れるような頭痛や喉の痛みは
少しおさまってきました。
特に喉ははじめの頃はひっきりなしに
喉のスプレーしたり、トローチを舐めたり
本当に辛かったのですが
ほとんど良くなりました。
頭痛は、痛みは軽減されましたが
まだボヤ〜ンと痛い感じです。


一番心配なのは
疲れ、倦怠感です。
ちょっとトイレに行って戻るだけで
ゼーハーしてしまう感じ。
昨日から熱も36度台にはなっていて
家族が寝ている早朝ににシャワーしますが
出てきてドライヤーを使うにも
立っていることがしんどくて、、、


このまま社会復帰できなくなったら
どうしようと不安になってしまいます。


月曜日の夜から食思ゼロでしたが
昨日の夜、ようやくスープを1杯
ゆっくりと味わいながらいたでくことが
できました。
数日何も食べていなかったせいか
唇がしみましたが、美味しかったです。
味覚障害はありません。
今日は、スープとゼリーと茗荷のピクルスを
いただきました。
さすがにピクルスはちょっと刺激がありました。


頭痛のせいか軽い胸のムカムカもあったので
時々ドンペリドン(吐き気止め)を服用
少しお腹が空いてきたとは言っても
食べるのは少しずつにしています。


昨日は地域の保健所から連絡があり
宿泊療養と自宅療養が選べると言われましたが
ペットがいるので自宅にしますとこたえると
今日はフォローアップセンターという
24時間対応の急変時も連絡できるところから
連絡がありました。
同じくそこからラインでの日々の病状確認も
あります。


保健所の職員さんたち
あるいは委託の方達に感謝です。


発熱外来にかかれない現実は
もう少し国が考えてほしい課題とは思うけれど
こうして、自宅療養中の患者のために
こんなに一生懸命働いている方達がいることには
感謝しかありません。


コロナは隣り合わせの世の中ですが
こうして感染してしまったことに
きっと何かの意味があるのだと思います。
昨晩は妹からかわいい安らぐ配色の
お花が届きました。


今日も祈りのうちに